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ラジオ波の気になる副作用は?副作用の主な原因・予防のポイントやラジオ波施術をやめたほうがいい方も紹介

ラジオ波 副作用

肌の調子を整えたり小顔効果が期待できたりするラジオ波は多くの美容クリニックなどで行われている施術です。

メスや注射を使わずにさまざまな美容効果を期待できるため気になっている方も多いのではないでしょうか。

ラジオ波は副作用の少ない施術ですが、まったく副作用がないわけではありません。

今回はラジオ波を用いた施術の副作用を解説します。

ラジオ波の美容効果は

悩む女性

ラジオ波を用いた施術は高周波の電磁波を肌に当てて細胞に熱を与える美容医療です。

高周波の電磁波を与えることによって、皮下脂肪の分子同士に摩擦を発生させます。その摩擦による熱で皮下脂肪を燃焼させるのです。

また、リンパや血流の流れもよくなるため、肌の新陳代謝改善にもつながります。

ラジオ波を用いた施術はこれらの働きによって引き締め効果や肌質の改善が期待でき、美容施術のなかではダウンタイムが少ない施術でもあります。

見た目にも施術を受けたとは、わかりにくいことに魅力を感じ、施術を検討されている方もいることでしょう。

なお美容目的のラジオ波を用いた施術は自由診療となります。続いてはラジオ波の美容効果をご紹介します。

肌にハリ・ツヤを与える

看護師

ラジオ波を用いた施術を受けると、肌にハリ・ツヤを与えてくれる効果が期待できます。

ラジオ波を照射すると電磁波が細胞へ作用しますが、その際にコラーゲンも刺激します。

コラーゲンは肌のハリやツヤを生み出すためには欠かせないものです。

新陳代謝の改善とあわせ、電磁波によって刺激してコラーゲン量を増加させ、ハリやツヤを与えてくれるのです。

しわを改善して若々しい印象になる

医療従事者

前述したとおり、ラジオ波には高周波の電磁波を照射して施術部分に熱を発生させ、リンパや血行の流れをよくする作用があります。

これによって肌の新陳代謝が改善され、コラーゲン量が増加して、しわの改善も期待できるでしょう。

しわが改善できると若々しい印象にもなりやすいため、しわでお悩みの場合はぜひ一度クリニックに相談してください。

たるみを改善して小顔効果を得られる

美肌

ラジオ波を用いた施術では、たるみの改善や小顔効果も期待できます。

ラジオ波には脂肪を燃焼させる作用があるため、それによって余分な脂肪を落とし、顔のラインをすっきりとした印象にできるでしょう。

またコラーゲンの生成も促進するため、脂肪が消えた分コラーゲンで肌の潤いを保ち、顔のたるみを防いでくれます。

ラジオ波の気になる副作用やリスクは?

考える女性

ラジオ波は電磁波を照射する施術ですが、どのような副作用があるのかイメージがつきにくい方もいるのではないでしょうか。

続いてはラジオ波を用いた施術の副作用をご紹介します。

熱傷・水ぶくれ

ラジオ波を用いた施術の副作用として起こりえるのが照射部分の熱傷や水ぶくれです。

この施術は高周波の電磁波を照射し、摩擦熱を発生させます。

そのため、照射する周波数が高い場合や同じ場所への照射を続けた場合には熱傷となる危険性があります。

また、ひどい場合には熱傷だけではなく水ぶくれとなる可能性もあるでしょう。

これは施術に関する知識・技術不足によって引き起こされるもののため、施術前にクリニックの施術事例数などを確認しておくことをおすすめします。

赤み

ラジオ波を用いた施術を受けた後には赤みが出る場合もあります。これも熱傷などと同じく、周波数や照射時間の長さが関係して引き起こされる副作用です。

患者さんの皮膚の厚さにも原因があり、皮膚が薄い場合にも起きやすい傾向があります。

むくみ・たるみの悪化

まれにですが、ラジオ波を用いた施術を受けることでむくみ・たるみの悪化が起きる場合もあります。

ラジオ波を用いた施術では余分な脂肪を燃焼させるため、燃焼した脂肪の量が多ければ皮膚が余る可能性があります。

肌の新陳代謝も同時に促しているため、本来は肌のターンオーバーにあわせてたるみも改善されますが、ごくまれにたるんだままとなってしまう場合があるのです。

しかしこれは非常にまれなケースです。

金属アレルギー

ラジオ波を照射する機械の素材によっては金属アレルギーの症状があらわれる可能性があります。

ラジオ波の照射面には金属の部品が使用されています。そのため、その金属が肌に触れアレルギー反応が起きるのです。

金属アレルギーをお持ちの方は事前にクリニックへ相談しておきましょう。

ラジオ波の副作用の主な原因

カウンセリング

ここまでラジオ波の主な副作用をご紹介しました。ではなぜこれらの副作用が起きるのでしょうか。

副作用が起きる原因がわかれば、事前にクリニックにも副作用についての相談がしやすくなります。

続いて副作用が起きる主な原因をご紹介します。

技術力の低いクリニックでの施術

作用が起きる原因としては、施術を受けたクリニックが技術力の低いクリニックであることが考えられます。

ラジオ波を用いた施術の副作用の多くは施術者の知識や技術不足によって引き起こされるものです。

改善したいお悩みにアプローチするためには、お悩みの内容ごとに適切な周波数で施術を行う必要があります。

しかし、知識や技術が不足している施術者の場合は、周波数や照射時間などを見誤ってしまう可能性があるのです。

ラジオ波は本来副作用が少ない施術とされていますが、施術者の技量次第では副作用が起きるケースがあることに注意してクリニックを選びましょう。

個人の体質が問題

患者さん個人の体質が副作用の起きる原因となる場合もあります。

例えば、日焼けをした際に肌が黒く焼ける体質の方もいれば、赤くなってヒリヒリとした痛みを感じる方もいます。

このような個人の体質の違いによって、照射後の赤みが発生しやすいケースもあるのです。

また、顔に照射する場合には脂肪量が少ないと、頬がこけたようにみえてしまうケースもあります。

ラジオ波治療を受けられない方

医師

ラジオ波を用いた施術を受けられない方としては、日焼けで炎症が起きている方があげられます。

ラジオ波は高周波の電磁波を照射して体内に熱を発生させます。

炎症が起きている場合は肌が敏感な状態であると同時に、熱がこもりやすい状態となっているため、副作用が強く出る可能性があるでしょう。

また体内に金属製のものが入っている方もラジオ波の施術はおすすめできません。

金属製のもので当てはまる代表的なものは、糸リフトで用いられる金の糸です。

もしも金の糸がある場所へ照射した場合には、電磁波によって発生した熱で熱傷が起きる可能性があります。

このほかに、ニキビの治療薬としてレチノイン酸が使用されている場合は赤みの副作用が強く出る可能性があります。

もしもこれらに当てはまるものがあれば、事前に相談しましょう。

ラジオ波の副作用の予防のポイント

OKサイン

ラジオ波を用いた施術の副作用はクリニックの技量のほか、個人の体質も関係しているとご紹介しました。

これを踏まえて、ラジオ波を用いた施術の副作用を予防するためのポイントをご紹介します。

信頼できるクリニックで施術を受ける

ラジオ波を用いた施術の副作用を予防するためには、信頼できるクリニックで施術を受けましょう。

前述したとおり、ラジオ波は本来副作用が少ない施術です。

副作用が起きる原因の多くは施術に関する知識や技術が不足していることのため、クリニック選びが重要になります。

ラジオ波を用いた施術の経験が豊富であれば、それだけ知識や技術もあるクリニックだと判断できます。

また施術の際に医師が監修してくれるクリニックであれば、万が一副作用が起こってしまったときでも、すぐ診察してくれるので安堵して施術を受けられるのではないでしょうか。

ラジオ波を用いた施術の経験と知識の蓄積があり、施術の際に医師が監修してくれる、信頼できるクリニックを選ぶことをおすすめします。

カウンセリングは納得のいくまで受ける

問診

施術前の相談を納得がいくまで受けることも副作用を防ぐ方法の1つです。

一般的に、クリニックでは改善したいお悩みにあわせて、どのような施術を行うのかの説明が行われます。

その際に副作用などのリスクも説明がありますが、個人の体質によって発生のしやすさや程度は異なります。

そのため、自身の体質で気になることがあれば、クリニックへ質問しておきましょう。

まとめ

サロンスタッフ

今回はラジオ波を用いた施術の副作用を紹介しました。

ラジオ波は副作用が少ない美容施術ですが、まったく起こらないわけではありません。

ただし、ご紹介したようにラジオ波の副作用が起きるかどうかは知識や技術不足に左右される側面もあります。

そのため、クリニック選びは慎重に行うとよいでしょう。

多くのクリニックでは医師の監修のもと、患者さんのお悩みにあわせて適切な施術を行っています。

最後になりますが、美容目的のラジオ波施術は自由診療です。費用相場は1回30,000円〜450,000円(税込)です。クリニックや施術方法によって料金には幅があるので、施術を受ける際は注意してください。

ラジオ波を用いた施術に興味はあるけれど、副作用や効果に対して不安がある方はぜひ一度クリニックへ相談してください。

参考文献

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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