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ラジオ波治療はたるみ改善に抜群の効果!その他の美容効果・ラジオ波治療を受けるメリット・リスクも紹介します

ラジオ波治療

たるみ・しわの改善に注目されている、ラジオ波治療についてご存じでしょうか。気になる部位にラジオ波と呼ばれる電磁波を照射することで、さまざまな美容効果が望める治療です。

わかりやすくいうと、電子レンジのように電磁波で水分を振動させ内部から温める手法です。

本記事を読むことで、ラジオ波治療について詳しく理解できます。また、ラジオ波治療の効果や、メリットやリスクについても理解が深まります。

ラジオ波治療を受けてみたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

そもそもラジオ波治療って何?

マッサージを受ける女性

そもそも、ラジオ波とはなんでしょう。それは、高い周波数の電磁波の一種です。英語では「Radio Frequency(ラジオ フリケンシー)」、略してRFと記載されることもあります。
美容関連でRFと目にしたらラジオ波治療のことです。

そのラジオ波を身体に照射し、治療することを、ラジオ波治療といいます。ラジオ波治療は目的によって大きく2つの種類に分類されます。目的によって異なる効果があるからです。

それでは、ラジオ波治療の種類についてみてみましょう。

がん治療などに用いられる高度な医療技術

元々ラジオ波治療は、病気の治療を目的に使用されていました。

現在でも、がん治療などの分野において、病気の治療を目的に利用されています。

がん治療においては腫瘍を壊死させるため、高周波の電磁波で熱を発生させ治療を行います。

患部をメスで切る行為を行う必要がないため、必要であれば繰り返し治療を行うことも可能です。そのため、患者さんへのストレスが大変少ないです。

美容医療ではアンチエイジング・痩身に利用

ラジオ波は、病気の治療で用いられていましたが、美容医療にも適用されるようになりました。

ラジオ波で脂肪や水分を振動させ、身体の内部に熱エネルギーを生じさせ治療することが美容医療にも応用できるからです。主に、エイジングケアや痩身に活用されています。

身体の中の熱エネルギーが組織や脂肪に働きかけるため、さまざまな美容効果が期待できます。

ラジオ波治療のたるみ改善への効果

たるみを気にしている女性

美容医療においては、肌のたるみ改善を目的に、ラジオ波治療が使用されることもあります。

肌のコラーゲンが減少することで、肌のたるみが生じることになります。コラーゲンが減少すると肌のハリや弾力をなくし、皮膚が重力に引っ張られたるむのです。

ラジオ波治療は、ラジオ波によって生じた熱エネルギーが、コラーゲンの生成を促進する期待があります。なぜなら、肌の深層部にあるコラーゲンの生成機能を刺激するためです。

また熱エネルギーのもう一つの効果は、肌の深層部のコラーゲン線維を収縮させることです。コラーゲン線維が収縮するので、肌のハリが増すことが期待できるでしょう。

肌のハリが増すことで、肌のたるみが改善する効果が確かめられます。

ラジオ波治療のその他の美容効果とは?

エステ女性

ラジオ波治療は応用範囲が広く、さまざまな美容医療に用いられます。ラジオ波治療で望まれる美容効果について紹介します。

しわ・しぼみなどのエイジングサインを解消して若々しい肌へ

喉を気にする女性

ラジオ波治療により、肌のしわやしぼみの悩みを解決することが期待できます。

肌にしわ・しぼみが生じるのは、コラーゲンが減少するためです。そのため、ラジオ波治療によりコラーゲンの生成を促し、しわ・しぼみを改善することが期待できるでしょう。

しわ・しぼみは、実年齢より老けてみえてしまうので、できることなら少ない方がよいです。ラジオ波治療によってこれらの肌トラブルが改善されれば、若々しい肌になることにつながり、毎日が楽しくなります。

ターンオーバーを整えて肌質を改善

綺麗な女性

ターンオーバーとは、新しい皮膚が生まれて古い皮膚がはがれ落ちるサイクルのことです。

ラジオ波治療は身体の深部を温め治療するので、新陳代謝が活性化することが期待できます。ターンオーバーを整えるには、ラジオ波治療がピッタリです。

ターンオーバーを整えることで、肌の老廃物の排出が促進されます。そのため、肌トラブルの防止の効果が期待できるでしょう。

また、肌がトーンアップする効果もあります。老廃物が排出されることで、肌のトーンが明るくなることが見込め、若々しく健康的な印象を与えます。

リフトアップによる小顔効果も

顔マッサージを受ける女性

ラジオ波治療にはリフトアップの効果も見込めます。リフトアップとは、顔の筋力が衰えるなど、さまざまな原因で筋肉が垂れ下がることで、顔にできたたるみやしわを改善する美容整形の方法のことです。リフトアップによって、治療前よりも小顔にみえる効果も見込めます。

ラジオ波によって生じた熱エネルギーが、皮下組織に刺激を与えることで、細胞を活発に活動させると考えられています。活性化した細胞が肌に弾力を与え、リフトアップの効果が期待できるでしょう。

また、ラジオ波治療には脂肪の燃焼を促進させるといわれています。そのため、顔周りの脂肪が燃焼されるとフェイスラインがさわやかになり、小顔にみえることにつながるでしょう。

ラジオ波治療を受けるメリット

提案する人

ラジオ波治療には、以下のメリットが挙げられます。

  • すぐに効果を実感できる
  • 治療後のダウンタイムが短い

これらについて解説します。

すぐに効果を実感できる

効果を実感している女性

ラジオ波治療の効果は、1回の治療でも確かめられるケースが多いです。まさしく即効果を実感することが期待できます。また、治療からおよそ1週間以内には効果を確認できます。

しかしながら、時間の経過につれて効果は薄れてしまいます。定期的に治療を受けることで長期間の効果が発揮できるのです。クリニックと相談し、適切な感覚を空けて治療に臨むようにしましょう。

肌質改善により持続的な効果を期待できる

ラジオ波によって生じた熱エネルギーが、皮下組織に刺激を与えることで、細胞を活発に活動させる肌質改善効果が期待できます。

ラジオ波治療を受けると約3ヵ月効果が持続すると考えられています。持続的な効果を望むために、1回の治療ごとに3〜6ヵ月空けて、継続して4〜8回程治療を受けるようにしましょう。

肌質が改善されれば、さまざまな美容効果が持続しやすくなります。このことから、ラジオ波治療は定期的に行いましょう。

クリニックと相談して自分に合った治療計画を立てるようにしましょう。

施術後のダウンタイムが短い

確認している女性

ラジオ波治療では、ラジオ波で治療するため、身体への切開はありません。そのため、治療後のダウンタイムがほとんどないといわれています。

治療が終わったら、すぐにメイクも可能です。治療後に仕事もできます。

ラジオ波治療のリスク

頬を抑える女性

ラジオ波治療にはさまざまなメリットが見込めますが、次のようなデメリットも把握する必要があります。

  • 治療中に痛み・熱を感じることがある
  • 治療後に赤みが出ることがある
  • 内出血が起こることがある

ラジオ波治療を検討されている方は、デメリットがあることも理解したうえで治療を受けるようにしてください。以下で、それぞれのデメリットについて説明します。

施術中に痛み・熱を感じることがある

痛みを抱えている女性ラジオ波治療では、治療中に痛みや熱を感じる場合があります。これは、ラジオ波の出力が自分に合わない場合や、適切ではない場合に生じることが多いです。

技術力が低い治療者から治療を受けると、これらのリスクが生じる可能性が高まります。

よって、治療を受ける際は、ラジオ波治療の経験豊富な治療者が揃ったクリニックで治療を受けることがおすすめです。

施術後に赤みが出ることがある

赤く腫れた女性

ラジオ波治療後には、副反応が起きるケースがあります。特に、レチノイン酸を服用している方は、赤み・皮むけといった反応が生じやすいです。

レチノイン酸の治療を続けている方は、ラジオ波治療の前には10日程服用を中止しましょう。

また、レチノイン酸の服用を行っていない方でも、まれに副作用が起きるケースがあります。例えば、赤み・熱傷・痛みなどです。

治療後にこれらのような症状が気になった場合は、すぐに医師に相談するようにしましょう。

内出血が起こることがある

足を気にする女性ラジオ波治療はごくまれに内出血が起こり、軽い痛みが生じる場合があります。

その際は、医師に相談するようにしましょう。

まとめ

ファイルを持っている女性顔へのラジオ波治療に副作用があるかという疑問がありますが、ラジオ波治療は電磁波の一種とはいえ人体に悪影響を与えるようなことはありません。副作用というより注意事項といったほうがよいでしょう。

ラジオ波治療と呼ばれる高周波の電磁波を照射することで、さまざまな美容効果が期待できる治療方法です。

治療の効果は、肌のたるみ・しわ・しぼみの改善などさまざまです。治療することで、若々しい肌となる効果が望めます。

たるみ・しわなどの肌トラブルに悩まされている方は、ラジオ波治療を受けて改善を目指しましょう。

あなたの悩みが解決できるかもしれません。

参考文献

この記事の監修歯科医師
甲斐沼 孟医師(上場企業産業医)

甲斐沼 孟医師(上場企業産業医)

平成19年(2007年) 大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部医学科 卒業 平成21年(2009年) 大阪急性期総合医療センター 外科後期臨床研修医 平成22年(2010年) 大阪労災病院 心臓血管外科後期臨床研修医 平成24年(2012年) 国立病院機構大阪医療センター 心臓血管外科医員 平成25年(2013年) 大阪大学医学部附属病院 心臓血管外科非常勤医師 平成26年(2014年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医員 令和3年(2021年) 国家公務員共済組合連合会大手前病院 救急科医長 令和5年(2023年) 上場企業産業医

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