年を重ねるにつれて気になってしまう顔のたるみやほうれい線は、老け顔や疲れ顔の原因になります。
スキンケアやマッサージなど、セルフケアでリフトアップを狙うことも可能ではあるものの、なかなか思ったような効果を得るのは難しいのが現状です。
そのような方におすすめなのが、美容医療であるダブロです。
ダブロは、従来までは外科的な手術でしかアプローチできなかった筋膜からの引き上げを可能とするマシンであり、身体に大きな負担をかけることなくリフトアップ効果が期待できます。
今回は、リフトアップに効果的なダブロについて詳しく解説します。
リフトアップにはダブロが効果的
顔周りのたるみを改善するリフトアップ方法はいくつかあります。
そのうちの1つがダブロという新しいリフトアップマシンを使用した施術方法です。
ダブロは、HIFEという高密度の超音波が体に負担をかけずに強いエネルギーでリフトアップを行います。
肌のたるみの原因は、主に筋膜です。ダブロはその筋膜に焦点を当て、肌の引き締めを行います。
このようにダブロはエネルギーを原因となるターゲットに絞り施術を行えるので、表皮・真皮・皮下などの周りの組織を傷つけることはほとんどありません。
また、ダブロを使用すると代謝が落ちていたコラーゲンがリフレッシュされるため、コラーゲン量を増やすことも可能です。
そしてコラーゲンがリフレッシュされることで肌が再生され、弾力のある若々しい肌も期待できるでしょう。
ダブロの特徴
ダブロは、HIFEという高密度焦点式超音波を使用し、たるみの原因である筋膜に焦点を当てて照射できます。
そしてそれゆえに、ほかのリフトアップの美容医療にはない特徴をいくつも持っています。具体的な特徴は、以下の2つです。
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- メスを使わない施術
- ダウンタイムが少ない
それぞれ見ていきましょう。
メスを使わない施術
前述しているように、ダブロは高密度の超音波を使用しリフトアップを行っていきます。つまり、メスなどの皮膚に直接傷をつけるような器具を使わない施術なのです。
またダブロは複数の方向から波のエネルギーを入れていきます。そのため、従来のリフトアップ施術器に比べると身体への負担も少ないのが特徴です。
メスを使用したリフトアップに抵抗がある方や身体への負担を少なくしたいという方には、タブロを使用したリフトアップはおすすめの施術方法といえるでしょう。
ダウンタイムが少ない
ダウンタイムとは、美容関係の施術を受けた後、肌が元の状態に戻るまでの時間を指します。
そして美容医療のなかには、このダウンタイムが数日またはそれ以上必要となるものもあります。
例えば、切開リフトとも呼ばれるフェイスリフトは、腫れや痛みが1週間続くのが一般的です。運動やマッサージなどは、1ヵ月程度は様子を見なければなりません。
しかし一方で、ダブロを使用したリフトアップは、熱エネルギーを照射するのみの施術です。そのため、痣や傷ができることはほとんどありません。
またダウンタイムが少なく済むという特徴もあります。稀に肌に赤みが生じる場合がありますが、施術後数時間程度で自然と引いていきます。
ダウンタイムの症状もほとんどないため、仕事帰りの施術や施術後のメイクも可能になるのがうれしいポイントです。
ダブロのリフトアップ効果が期待できる部位
ダブロはハイフパワーを0.2から2の間を0.05ずつという細かい単位で調整が可能です。
そのため、気になる部位ごとの施術を可能としています。ここでは、顔周りを中心にリフトアップの効果を期待できる部位について詳しく見てみましょう。
目元
目元は顔の印象を決める重要なパーツです。そのため目元がたるんでくると、一気に老け顔に見えてしまうこともあります。
ダブロを使用したリフトアップでは、たるんでいた目元の皮膚を一気に引き上げることが可能です。目元にハリがよみがえり、若々しい印象を与えることもできるでしょう。
口元
口元のたるみは肌の弾力の低下や筋力の衰えが原因です。
ダブロを使用したリフトアップは、顔全体を引き上げます。そして顔全体が引き上げられると、口周りにできたシワやほうれい線の改善につながります。
ダブロのコラーゲン効果により肌のハリも感じられるでしょう。
毛穴
ダブロは皮膚の層のさらに深い筋肉の層まで直接超音波を当てていきます。
この深い部分からのリフトアップは、毛穴を引き締めることにつながり、肌のきめを整えることにも効果が期待できるでしょう。
毛穴が気になる原因は、加齢や紫外線などによってコラーゲンが失われ、肌の乾燥が進んでいることにあります。
ダブロは熱エネルギーで筋膜を刺激するため、創傷治療作用を促します。これによりコラーゲンの生成が促進されるので、皮膚の水分量が多くなり、美肌へと導かれるでしょう。
頬
頬のたるみが気になる方もいるでしょう。頬のたるみは、目の周りのたるみやほうれい線を強調させてしまい、さらに老け顔にしてしまいます。
そのため頬周りのケアは、老け顔にならないためには必須ともいえます。
ダブロの施術では、今までたるんでいた頬周りを引き上げることが可能です。若い頃のふっくらとした頬をよみがえらせることもできるでしょう。
フェイスライン
フェイスラインのたるみは顔の輪郭をぼやかしてしまうので、顔全体を大きく感じさせてしまいます。
フェイスラインにたるみが生じてしまうのは、フェイスライン周りの皮膚とその皮膚を支える膜がゆるんでしまうからです。
ダブロの施術では、皮膚を支えている筋膜に直接超音波を当てることで引き締め、リフトアップ効果を生み出します。
フェイスラインが明確になるので、顔全体が引き締まり小さく感じられるようになるでしょう。
ダブロを受けるときの注意点
ダブロは、メスを使わずに顔周りをリフトアップするのに加え、小顔効果を期待できる美容医療です。
またダブロを使うことで大量のコラーゲンが産出されることもあり、肌の弾力やハリも若い頃のように戻るなどのさまざまな効果も期待できるでしょう。
しかし一方で、ダブロの施術には注意点もあります。ここでご紹介するのは、以下の2つです。
- 軽度の赤みや腫れが生じることがある
- 筋肉痛のような痛みが残ることがある
ダブロの施術を受ける際は、これらの注意点を確認したうえで行いましょう。
軽度の赤みや腫れが生じることがある
ダブロは、従来までの美容医療のようにメスを使用しません。そのため身体への負担が少ないというのが魅力の1つでしょう。
前述のダブロの特徴でご紹介したように、ダウンタイムが少ないというメリットもあります。
しかし、施術後に軽度の赤みや腫れが生じる方も少なからずいます。リスクが0であるわけではない点に注意しましょう。
しかし、赤みや腫れはすぐにひくので、そこまで不安に思う必要はありません。施術後にすぐにメイクなどをされても問題はほとんどないといえるため、気になる場合は隠すことも可能です。
筋肉痛のような痛みが残ることがある
ダブロの施術後は、数日はフェイスラインを中心に施術した箇所を押すと痛みを感じる場合があります。
これは、ダブロが筋肉に効果的に刺激を与えることが要因です。施術の効果が出ている証と考えても良いでしょう。
こちらも数日でおさまりますが、施術後1週間ほどはエステなどのマッサージは避けるようにすると安心です。
ダブロを受けるクリニック選びのポイント
ダブロの施術はコラーゲンの収縮反応が起こるため、施術してから1ヵ月程した後が大きな効果を感じられるといわれています。一方でたるみの改善は数ヵ月かけて行っていきます。
そのため、ダブロの施術を受けるならば、安心して通えるクリニックを選ぶことが大切でしょう。
しかし、ダブロ施術を行っているクリニックは数多くあります。ここではクリニック選びのポイントについてご紹介をしていきます。
施術経験が多いか
ダブロ施術を検討しているならば、まずはクリニックの施術経験を確認してみるとよいでしょう。
技量不足や経験不足のクリニックでの施術は失敗の原因となる可能性があるからです。
丁寧なカウンセリングを受けられるか
ダブロの施術ではどのクリニックでもカウンセリングを行います。カウンセリングでは、ダブロの施術についてや費用などを説明されるでしょう。
そしてこのカウンセリングもクリニック選びのポイントの1つです。どれだけ丁寧にカウンセリングをしてくれるのかでクリニックを判断するとよいでしょう。
ダブロは、そもそも施術が向いていない方や、肌に赤みや腫れが生じるという注意点があります。
カウンセリングではよい部分だけでなく、このような注意点も伝えてくれているかどうかも確認をしましょう。
まとめ
顔のたるみやしわはただ鏡を見ているだけでは改善されることはありません。改善するためには適切なケアや施術が必要となります。
ダブロ施術は、今までのエイジングケア美容機器では難しかった肌の深い層まで高密度の超音波を届けることが可能です。
そしてそれゆえに、リフトアップの高い効果を期待できるでしょう。
顔のたるみやしわの改善ができる美容医療に興味があるという方は、高い効果が望めるダブロで若々しい印象を取り戻してみてはいかがでしょうか。
参考文献
